2018.9.24 「農山漁村タウンミーティング~とちぎの食糧と農家を守る~」開催

 

説明を受ける視察団(前列左から大河原雅子衆院議員、佐々木隆博衆院議員、福田昭夫県連代表)

9月24日、立憲民主党栃木県連合は、農業従事者の視察と「農山漁村タウンミーティングinとちぎ~とちぎの食糧と農家を守る~」を開催した。

農業従事者への視察には、本部から佐々木隆博衆院議員(党副代表・党農林水産部会長)および大河原雅子衆院議員が参加し、福田昭夫県連代表とともに鹿沼市の「鹿沼市農業公社」および「農業生産法人かぬま」を訪問。
鹿沼市では、昭和40(1965)年代より高速道路など地域のインフラ開発が進む中、農業従事者の他産業への流出や農家の兼業化が大きな課題となっていたが、1974年に設立された鹿沼市農業公社は、これら農家から農作業を受託することにより地域農業の保全に大きな役割を果たしてきた。今は、約500戸の農家から農地賃借及び作業委託あわせて約400haを対象として、水稲・麦・ハトムギ・大豆・そば・いちご等の作付けを行っている。
視察団は同法人の業務概要について説明を受けた後、とりわけ近年力を入れている新規就農者支援事業に関し、いちご農園で研修に励んでいる方々の状況について視察した。

いちご農園での視察

その後、宇都宮市内で行った「農山漁村タウンミーティングinとちぎ」では、基調講演として、元農林水産大臣で弁護士の山田正彦さんから『種子法廃止に伴う農業分野への影響』について、また環境エネルギー政策研究所特任研究員の山本精一さんから『農業と再生エネルギーの両立』について話をいただいたのち、参加者から質問を受ける形で、食糧と農家を守るために何をなすべきかをテーマに活発な議論が行われた。

 

 

タウンミーティングの会場

講演を行う山田正彦氏

講演を行う山本精一氏

パネルディスカッションに参加するパネリスト