2024年8月11日(日)県立那須特別支援学校寄宿舎関係者との意見交換会

3年前の11月に県教育委員会が那須及び栃木の特別支援学校寄宿舎の廃止を表明しました。
以来、特別支援学校を利用する多くの子供たちや保護者、地域の方の不安の声を受けて、栃木県連は寄宿舎存続に向けて署名活動や県および教育委員会に対し提言書を提出するなど活動を続けてきました。

そうした中、7月10日、県教育委員会は改めて寄宿舎を年度末に閉舎する方針を示しました。
栃木県連は“利用する子どもたちにとって寄宿舎に替わる存在はない”との思いのもと、急きょ、保護者や関係者との意見交換を8月11日(日)に行いました。

保護者からは、「具体的な話が一つもない中で、寄宿舎閉舎ありき」、「言葉や法律は変われど子どもたちは振り回されている」、「インクルーシブ教育と言うなら健常者と障がい者を平等にするべき」など、不満や戸惑いの声が多く上がりました。また、閉舎後の対応に関する議論が不十分であることに憤りと憂慮する意見が出されました。

栃木県連は、この意見交換をうけて、所属県議会議員を中心に9月の補正予算のタイミングで公開質問状の提出を行うこととしました。

《栃木県連参加議員》福田昭夫衆議院議員・小池篤史県議・土屋晃子県議・伊賀純大田原市議・板津由華1区総支部長・伊賀央3区総支部長